【初学者必見】科目別の出題傾向や得点目標、学習ポイントをご紹介します!
この記事では、社労士試験の初学者・独学者へ向けて、以下の疑問にお答えします。
- 科目によって「難しい科目」「簡単な科目」ってあるの?
- それぞれ何点くらい取れば良いの?
- 科目ごとの学習ポイントはあるの?
- どこに力を入れて勉強すればいいの?
科目ごとに、暗記科目、捨て科目、難関科目、得点源にすべき科目などの特徴があります。
得意不得意に個人差があるので、絶対ではありません。しかし、多くの受験者に当てはまる部分なので、当然押さえるべきところを押さえておかないと、基準点割れ(足切り)の影響を受けやすくなる可能性があります。
それぞれの特徴を把握して、力を入れて学習すべきポイントを見極めることで、効率よく勉強できます。
科目ごとに出題傾向があるから、それを理解しているだけでも勉強効率が良くなります!科目別学習ポイントも解説していくよ!
科目別学習ポイント
科目別の出題傾向や学習ポイント、合格するための得点目安をお伝えします。
以下の科目から、科目名をクリックすると開閉します。
- 労働基準法
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概要
労働基準法は、労働法の基本となる法律です。社労士試験においても、一番最初に学習する科目です。
内容は、
- 労働時間、時間外労働
- 賃金
- 休暇
- 働く・働かせる上での基本ルール等
がメインであり、身近で理解しやすいのが特徴です。
逆に、受験生全員がやる気に満ち溢れた「学習し始めの時期」に勉強する科目なので、他の受験生に遅れを取らないよう、しっかりと知識を定着させる必要があります。
出題傾向身近な内容で読みやすく、テキストの内容自体も簡単そうに思えます。
しかし、選択式の出題は過去の重要判例の穴埋め問題があり、安定した得点源にするのは難しいです。
また、時間外労働に関する事例問題や、通達などからの出題もあるので、条文だけ抑えればOKという単純な科目ではなくなっているように感じます。
得点の目安・勉強の仕方択一式は10問中7問、選択式5問中3問が労働基準法からの出題です。残りは労働安全衛生法からの出題となります。
労働安全衛生法での得点はかなり難しいので、労働基準法だけで科目別基準点をクリアできるように基礎を押さえておきましょう。
得点目標- 選択式で2点(安衛法で+1点死守)
- 択一式で5点(安衛法で+1点取れたらラッキー)
判例や通達の対策ですが、判例を全て抑えるのは難しいです。重要判例については、市販模試の付録や通信講座の専用テキストを用いて行うのが効果的だと思います。
ただし、「判例は面白い」ので、時間を忘れて読み込んでしまいがちです。あくまでも条文をベースに判事されたことを念頭に、まずは条文理解を徹底しましょう。
過去問や模試を解いていくと、文章と選択肢(ダミーも含む)から、時間をかけて推理していくこともできるかもしれません。
- 労働安全衛生法
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概要
労働安全衛生法は、労働基準法の安全衛生に関する部分を分離し独立した法律にしたものです。そこで、社労士試験では、労働基準法と合わせて出題されていると考えられます。
安衛法の試験範囲はかなり広く、全て押さえることはできません。
内容は、
- 安全衛生管理体制
- 機械等や有害物の規制
- 健康診断やストレスチェック
というものです。業種によっては身近ではないので、理解できない部分も多いです。
出題傾向条文以外からの出題が目立ちます。試験範囲がとても広いのに、出題数が「選択式2問、択一式3問」と少ないので、コスパの悪い科目です。
「こんなのテキストに載ってないよ〜」という問題は当たり前です。
社労士試験全体で見れば、安衛法に時間をかけるよりも、暗記系の年金科目を得点源とすることをお勧めします。
得点の目安・勉強の仕方試験範囲が広く、コスパの悪い科目です。ただし、選択式の2空欄中1問は、割と条文などの基本的内容で正解できることが多いです。
得点目標- 選択式で1点死守する
- 択一式で1点取れたらラッキー
これくらいの目標でいいと思います。なので、労働基準法で得点することが重要になります。
幸い市販のテキストが最重要項目だけをまとめた薄いものになっているので、それさえやっておけば十分です。
私は、合格した年に限っては、安衛法は捨て科目として、ほぼ手をつけませんでした(笑)
- 労働者災害補償保険法
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概要
労働者災害補償保険法は、仕事中や通勤中の事故怪我病気の補償を行うものです。いわゆる「労災」です。
内容は、
- 業務災害・通勤災害
- 保険給付の内容
- 給付金額の決め方やルール等
です。いよいよ社会保険労務士の名称にもある通り「保険」の内容を勉強していきます。
保険の仕組みについては理解するのは少し大変ですが、この後にも「雇用保険」「健康保険」など、保険の仕組みの理解が重要になります。
出題傾向択一式では、「業務災害や通勤災害の事例(〇〇をしている最中にこんな事故があり、怪我をした。これは業務災害である。○か×か?)」みたいな問題が大問で1〜2問出題される傾向にあります。
また、脳血管疾患や精神疾患に関する事例問題も大問で1問出題される傾向にあります。
これらは確実に「考え方を理解」し自分で判断できるようになっておきましょう。
そのほか、保険給付に関する内容や給付基礎日額の計算、特別加入に関する出題もあります。「保険の仕組みの理解」が重要になります。
得点の目安・勉強の仕方選択式は5問全て、択一式は10問中7問の出題です。択一式の残り3問は労働保険料徴収法からの出題となります。
割と基礎的な内容の出題が多い印象です。「事例問題」の判断だけできるようにしておき、後は基礎を確実に固めましょう。
得点目標- 選択式で4点(基礎的内容なら5点)
- 択一式で4点(徴収法で+3点確保)
が目標です。基礎的な問題は取りこぼさないように注意しましょう。
- 雇用保険法
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概要
雇用保険法はかなり身近に感じる方が多いと思います。ハローワークで給付をもらうという話は聞いたことがある人も多いと思います。
「失業給付」は失業者に対する所得保障の給付です。在職中に「雇用保険料」が天引きされるので、よくご存知かと思います。
また、近年では「育児休業給付」が雇用保険のメインの給付になってきています。これは名前の通り、育児休業中の所得保障の給付ですね。
社労士試験としては、
- 適用や賃金
- 基本手当その他の給付金
- 就職促進給付や教育訓練給付
- 育児休業給付等
が主な内容となります。
出題傾向雇用保険法の制度や性質上、「数字を問う出題」が多いです。また、給付の種類がかなり多いので、給付要件をテレコにしたり、給付名称を変えたりという問題も目立ちます。
数字問題が多いということはつまり「暗記科目」ということになります。
そして、素直に制度の内容や数字を問われる傾向にあり、暗記をすれば得点できることも多い為、得点源にできる科目と言われます。
得点の目安・勉強の仕方選択式では5問全問、択一式では10問中7問の出題です。択一式の残り3問は労働保険料徴収法からの出題となります。
得点目標- 選択式で3点(基礎的内容なら4点以上)
- 択一式で4点(徴収法で+3点確保)
くらいを目標にしましょう。
数字の出題や基礎的な内容は取りこぼしのないよう、きちんと暗記をすることが重要です。
選択式5問中5空欄全て数字の出題だった年もあるくらいです。
逆に、暗記をしていなければ「他の人が得点しているのに自分だけ解けない」なんて悲惨な事態になるかもしれません。
- 労働保険料徴収法
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概要
労働保険料徴収法は、労災保険と雇用保険の保険料徴収や事務に関するルールをまとめたものです。
内容は、
- 保険関係の成立や消滅
- 保険料の申告・納付・徴収
- 労働保険事務組合
です。手続き関連をまとめた法律なので、実務に携わっていないと中々イメージし辛い科目です。
こういう手続きなんだなということで、理解しながら落とし込んでいく必要があります。
出題傾向手続き関係をまとめた法律なので、出題のアレンジがしにくいのでしょうか。「過去問で同じ問題見た気がする」という出題も多い印象です。
法改正も少なく、手続きの流れやルールを理解して暗記しておけば、間違いなく得点源にできます。
得点の目安・勉強の仕方選択式からの出題はなく、択一式は労災保険と雇用保険の枠からそれぞれ3問ずつ出題されます。
得点目標- 択一式は合計6問全て正解
過去問を繰り返し行い、基礎を固め、しっかりと暗記しておきましょう。試験範囲も広くないので、テキストの丸暗記でも正直対応可能かと思います。
- 健康保険法
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概要
健康保険法は、会社に勤務する方ならよくご存知かと思います。会社員などは給与天引きにより保険料を納めます。
そして、業務中や通勤中は「労災保険」が適用されますが、それ以外の怪我病気について健康保険から給付が行われ「病院での自己負担3割」になるというものです。
社労士試験としては、
- 適用事業所・被保険者・被扶養者
- 標準報酬
- 保険料
- 各種給付・傷病手当金・高額療養費など
が主な内容となります。
出題傾向健康保険法は、得点源にしやすい科目です。過去問での既出論点が多い印象です。
労災保険や雇用保険同様、給付の種類が多いので、給付内容や制度をしっかりと区分して覚えておきましょう。数字を問う問題も多いです。
標準報酬や保険料関係についてもよく出題されます。事例で出題されることもあるので、考え方を理解しておきましょう。
また、被保険者や被扶養者の要件、全国健康保険協会や健康保険組合などの制度については、内容がややこしくて大変ですが、単純に暗記していれば得点できる部分なので、我慢して覚えておくべきです。理解が中途半端な状態で暗記もしていないとなると、選択式で出題された時の絶望感は半端じゃ無いので…
得点の目安・勉強の仕方選択式5問及び択一式10問の全てが健康保険法からの出題です。
得点目標- 選択式で3点(基礎的内容なら4点以上)
- 択一式で7点(他の科目の難易度次第で8点、9点が望ましいです!)
を目標にしましょう。
健康保険法はほぼ暗記科目なので、覚えていれば得点できる問題が多いです。数字問題や基礎的内容は取りこぼしのないように、きちんと暗記をすることが重要です。
得意科目にしている方も多いので、他の人が覚えているのに自分だけ得点できないとなると悲惨です。
また、選択式試験の難易度は年によってムラがある印象です。どの論点をピンポイントで5空欄あけられても、とりあえず3点は確保できるように満遍なく暗記しておくことが重要だと考えます。
- 厚生年金保険法
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概要
老後の年金制度として、会社員なら存在自体は知っていると思います。ただ、どういう制度?将来どのくらいもらえるの?入らなきゃいけないの?といった疑問に間違いなく答えられますでしょうか。
社会保険労務士は「年金の専門家(年金に関する唯一の国家資格)」です。これらの疑問に答えられるよう、合格後も見据えて、知識を身につけていく必要があります。
社労士試験としては、
- 適用事業所・被保険者
- 被保険者期間・標準報酬
- 保険料
- 老齢厚生年金・特別支給の老齢厚生年金
- 障害厚生年金・障害手当金
- 遺族厚生年金
- 保険給付の通則・雑則・離婚分割など
が主な内容となります。
出題傾向年金科目は「得点源にしなければならない科目」です。
年金科目は理解するのが難しく、苦手意識を持っている方も多いです。労働基準法や労災保険法の事例と比べると単調でつまらないと思う方もいると思います。
きちんと理解して暗記しておけば「安定して得点できる科目」になります。労働法は知らない判例や通達から出題されればそれまでですが、年金科目は過去問の既出論点が出やすい傾向にある印象です。
出題傾向としては、以下の項目を重点的に理解しましょう。
- 老齢厚生年金
- 障害厚生年金
- 遺族厚生年金
細かい数字を選択式で問われることもあるので、注意して押さえます。
得点の目安・勉強の仕方選択式5問及び択一式10問の全てが厚生年金保険法からの出題です。
得点目標- 選択式で3点
- 択一式で7点
を目標にしましょう。
厚生年金保険法の選択式試験は、2点救済が割とよく入る科目です。なので、難易度は高めだと思ってください。
ただし、年金制度の理解と全体的な暗記により、毎日コツコツ年金科目に触れていれば、安定した得点源になります。
まずはメインとなる「老齢厚生年金」「障害厚生年金」「遺族厚生年金」をしっかりと理解しましょう。
メインの年金部分は『国民年金法』との絡みも多く、二階建年金の仕組みもあります。
最初は国民年金→厚生年金の順で取り組み、再度国民年金に戻ったときにようやく理解ができる内容です。
労働科目は難易度にバラツキがあり、得点がブレやすいです。年金科目は基本暗記科目なので、安定した得点源にしておくことが、合格のカギと言っても良いでしょう。
- 国民年金法
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概要
国民年金は、全国民が対象となる年金制度です。二階建年金制度の一階部分にあたり、年金の基礎となります。
ちなみに、厚生年金は二階部分にあたり、会社員などが一階部分と合わせて加入することで、年金額を増やす仕組みとなっています。
社労士試験では、
- 被保険者の種類・取得喪失
- 保険料・納付・免除・追納
- 老齢基礎年金
- 障害基礎年金
- 遺族基礎年金
- 死亡一時金・寡婦年金・付加年金
- 給付の通則・雑則など
が主な内容となります。
出題傾向厚生年金保険同様「得点源にしなければならない科目」です。
国民年金と厚生年金保険の2科目は合わせて学習すると理解が深まります。
出題傾向は厚生年金保険の方が若干難しく感じる印象です。過去問の既出論点を押さえることが重要です。
年金科目は難化傾向にあるという話もありますが、基礎を理解して過去問をやり込むことと重要論点の暗記さえしていれば、安定した得点源にすることができます。
得点の目安・勉強の仕方選択式5問及び択一式10問の全てが厚生年金保険法からの出題です。
得点目標- 選択式で3点
- 択一式で7点
を目標にしましょう。
厚生年金保険同様、選択式試験は難しいです。
健康保険、厚生年金、国民年金は試験範囲が広く暗記箇所が多いので、「うわ〜、そこ出題してくるか〜」みたいな問題も多いです。きちんと暗記していれば5点確保も可能ですが、抜けていれば「2点で救済なし」なんてこともしばしばです。
まずはメインとなる「老齢基礎年金・付加年金」「障害基礎年金」「遺族基礎年金」「死亡一時金・寡婦年金」を押さえましょう。
その後に、保険料、給付の通則、雑則など過去問と合わせて基礎を理解していくと良いと思います。
- 労務管理その他の労働に関する一般常識
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概要
いわゆる「労働一般」は、社会保険労務士として知っておくべき労働に関する一般常識が問われます。
が、実務家でも知らないことだらけです。
確実に満点を取れる対策はできないと思っておいた方が良いでしょう。
社労士試験においては、
- 労働契約法
- 男女雇用機会均等法
- 育児・介護休業法
- 労働者派遣法
- 労働施策総合推進法
- その他の助成金・通達・判例・白書・統計・調査など
が主な内容となります。
出題傾向社労士試験の難易度を上げている科目です。
高得点は期待せず、科目別基準点割れ(足切り)をしないことを目標にします。
概要で前述した法令関係など、テキストに載っている法令の概要理解と目的条文暗記は必須です。
労働契約法は択一式でかなりの頻度で出題されます。
また、法改正もよく出題されますので、該当年度の改正だけでなく、直近3年分くらいの法改正内容は整理しておくと良いでしょう。(直近の法改正の正しい時系列(順序)を問われたこともあります)
選択式は「何が出るか全く分からない」です。
実務寄りの問題が増えている印象を受けますので、実務をやっている方は、統計名称、各種助成金の名称や概要、法改正、各種制度のリーフレットやパンフレットも日頃から注意して見ておくと良いと思います。
得点の目安・勉強の仕方選択式は5問全て、択一式は10問中5問が労働一般からの出題です。択一式の残り5問は社会保険一般からの出題となります。
得点目標- 選択式で3点
- 択一式で2点(社会保険一般で+3点)
くらいを目標にすると良いでしょう。
しっかり対策していれば択一式の科目別基準点(10問中4点)は確保できると思います。
問題は「選択式で3点確保」です。これさえクリアできれば、この科目に関しては言うことなしです。
市販の白書・統計対策では、的を絞れないのでかなり効率の悪い学習となってしまいます。範囲が広すぎるので、満遍なく押さえるのは難しいです。
「一般常識対策」「白書・統計対策」に限っては、市販のテキストではなく、予備校の「直前対策パック」を利用することをオススメします。
- 社会保険に関する一般常識
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概要
いわゆる「社会保険一般」は、社会保険労務士として知っておくべき社会保険に関する一般常識が問われます。
が、これもかなり細かい論点が多く、実務家でも知らない内容も多いです。
社労士試験としては、
- 国民健康保険法
- 介護保険法
- 確定拠出年金法
- 社会保険労務士法
- その他の法律・通達・白書・統計・調査・横断知識など
が主な内容となります。
出題傾向労働一般科目よりは若干得点しやすい方も多いと思います。
社会保険労務士法からは択一式で1問出題される傾向にあります。これは落とさないようにしましょう。
また、確定拠出年金または確定給付企業年金から1問と、国民健康保険または介護保険から1問も出題されやすいです。テキストに載っているメインの法律は出題されるものとして押さえておきましょう。
社会保障制度や厚生労働白書からの出題も増えています。日常のニュースでも、最近注目されている政策や社会情勢と社会保障との関連性から、狙われそうなヒントを探しましょう。
得点の目安・勉強の仕方選択式は5問全て、択一式は10問中5問が社会一般からの出題です。択一式の残り5問は労働一般からの出題となります。
得点目標- 選択式で3点
- 択一式で3点(労働一般で+2点)
くらいを目標にしましょう。
選択式は、各法令科目から抜粋しての出題も多いです。(国民健康保険から2空欄、介護保険から2空欄、確定拠出年金から1空欄など)
法令科目からの出題の場合、テキストに記載されているため、救済は入らないと思って必ず3点確保してください。
択一式は、労働一般と社会保険一般で統計問題の数にばらつきがあるので、法令問題は絶対得点するつもりで、基準点割れ(足切り)を回避してください。
対策としては、範囲がかなり広いので、あまり時間をかけ過ぎないことも重要です。他の科目が完璧なら良いですが…
テキストに載っている法令科目は最低限基礎を理解することと、白書統計・選択式対策は予備校の「直前対策パック」を利用することをオススメします。
科目ごとの出題傾向やクセを理解して、学習効率を上げよう!
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。
今回の記事では、独学者へ向けて科目別出題傾向、得点目標、学習ポイントを詳しく書かせていただきました。
これから社労士試験の勉強を始める方にとって、少しでも力になれたら嬉しいです!