合格体験記
この記事では、社労士試験の受験を検討している方、既に勉強中の方、不合格となりモチベーションが低下してしまった方へ向けて、以下の内容をお伝えします。
- 社労士試験に挑戦するきっかけにしたい
- 参考のために、合格までの経緯や勉強方法を知りたい!
- 合格体験記を読んで、自分もモチベーションを上げたい!
- 実際の得点を教えてほしい
大学生や社会人として、勉強や仕事をしながらの受験でした。6回の受験経験や結果、勉強方法を紹介します。
平均受験回数が2〜3回と言われるこの試験で、6回も受験をしました(笑)
人より受験回数が多く、受験経験が豊富(?)なので、皆様の合格のために少しでも力になれたらと思います!
不合格となった年度の得点も全て発表しちゃいます!
そもそも『社労士』を受けようと思ったきっかけ
「高校生・大学生の時のアルバイト先の労務管理が杜撰だった。労働問題に直面し、調べてみたら『社会保険労務士』という資格があることを知った。そこから調べていって、本格的に目指すようになった。」というのが、建前です(笑)
本音としては、大学生の頃、暇潰し程度に資格を調べて取得していました。FP2級、簿記2級、銀行業務検定、証券外務員など、そこまでやり込まなくても取れるレベルの資格や検定ばかり取得していました。
特にやりたいことも明確ではなかった私は、将来どんな業界に行くとしても「資格を持っていればとりあえず就活有利だよな」くらいに考えていました。
そんな中、簿記1級の勉強をちょこっとだけしましたが、独学では到底敵わないことに気づき、また、財務・税務・会計系はなんだか気が乗らない感じがありました。
そこで、改めて資格を調べていく中で、「そういえば『社会保険労務士』って資格面白そうだったよな」と思い出し、調べてみることにしました。
- 国家資格
- マークシート方式(記述や口述なし)
- 内容が面白い(労働問題や労働社会保険科目に興味関心があった)
- 難易度もそこそこ
- 独立開業が可能
- 税理士等の他士業との相性の良さ
という資格の特徴が魅力的なこともあり、『社会保険労務士』が将来やりたい職業になっていきました。
資格取得を目指したのは「資格調べをしてマッチしたから」ですが、興味を持ったきっかけとしては、「アルバイト先の労務管理問題」が先にありました。
そんな感じで、就活も社労士法人に絞ることに決め、資格の勉強も大学生のうちから始めることにしました。
ちなみに、小さい頃の将来の夢は「社長」でした(笑)
勉強方法・対策
後述する1〜5回目の受験は『独学』で、6回目の受験は『社労士24(資格の大原)』を利用しました。
結果(実際の得点)を見ていただいても一目瞭然ですが、私個人としてオススメする方法は、以下の通りです。
- 過去問演習は、与えられたものを解くのではなく、自分のペースで行える(苦手克服で繰り返し解く、テキストで学んだ範囲の論点を解く等)
- 模試は『本試験イメージトレーニング』『初見の問題対策』『モチベーション維持』として最適なので、自分のスケジュール感で、できる限り受験すべき
- テキストは、社労士24特有の『必要最低限の内容』で『理解のための図解多め』なものが良い
- 講義動画(3〜15分)で通勤通学や家事育児などのスキマ時間に勉強できる
- 分からない部分の質問対応をしてもらえる
- 最新の法改正や白書対策のテキストや問題集も取得できる
私は独学を選択して、結果何度も受験することになってしまいました。受験料だけで6回合計「6万円」もかかっています。さらに毎年のテキスト代や模試代を考えると、最初から『社労士24』に申し込んで、勉強効率を上げて一発合格できていればよかったと後悔しています…
通信講座は『無駄な出費を抑え、かつ、時間をお金で買うイメージ』だね!勉強効率も完全独学とは段違い!
「資格の大原の『社労士24』」や「独学・通信・通学のメリットデメリットやオススメの勉強方法」について、詳しくは以下の記事をご覧ください。
受験記録(過去6回の受験当時の記録や結果)
1回目の受験(第48回 平成28年度)
勉強方法やモチベーション
完全独学での挑戦です!
フォーサイト専任講師の加藤光大先生の「加藤光大の社労士合格レッスン基本書」という市販の参考書を1冊購入しました。今はもう売っていません。
問題集は、TACの「みんなが欲しかったシリーズ(旧:TAC社労士ナンバーワンシリーズ)」を使用しました。
また、TACと大原の会場模試を2回ずつ受験しました。
そして、過去問・模試で出題された論点や解説(テキストに掲載されていない内容)を、テキストにマーカーを引いたり余白に書き込んだりして、テキストの余白がなくなるくらいまで使い込みました。
どこに行くにもテキストを持ち歩き、寝るときは枕として使用していたのではないかという程です(笑)
とにかく社労士の勉強が楽しかったのを覚えています。モチベーションが下がることはありませんでした。
朝型だったので、最初は朝早く起きて1時間勉強をして、大学に行くというルーティーンでした。これが、朝もっと勉強したいと思い、それが2時間、3時間と増えていき、ひどい時には「夜9時に寝て、朝(?)2時に起きて5時間勉強をする」という習慣の時もありました(笑)
ただ、結果は「択一式総合点で3点足りず」で、基礎が不十分という結果に終わりました。そこで、一旦モチベーションがゼロになりました…
結果・具体的点数
試験科目 | 得点 | 合格基準点 | ||
---|---|---|---|---|
選択式 | 択一式 | 選択式 | 択一式 | |
労基安衛 | 4 | 6 | 3 | 4 |
労災 | 4 | 5 | 3 | 4 |
雇用 | 4 | 8 | 3 | 4 |
労働一般 | 2 | 4 | 2 | 3 |
社会一般 | 4 | 2 | ||
健保 | 3 | 5 | 2 | 4 |
厚年 | 3 | 6 | 3 | 3 |
国年 | 5 | 5 | 3 | 3 |
総得点 | 29 | 39 | 23 | 42 |
完全独学で初めての受験にしては上出来!
というか、科目別基準点割れしていないのに、勿体無い!
2回目の受験(第49回 平成29年度)
勉強方法やモチベーション
1回目の試験日後、合格発表日までは全く勉強をしていませんでした。
そして、合格発表を受け、モチベーションがゼロになりました。0から1にするのは本当に大変です。失った勉強習慣を再開するのは、かなりしんどいです。
結局、今年度用の参考書として「TACのみんなが欲しかったシリーズ」の参考書と、「合格のツボ(択一式と選択式それぞれの問題集)」を購入しました。
しかし、思い立った時に3問くらい解いて終了という、勉強しているともしていないとも分からない中途半端な期間が過ぎていきました。
流石にやらなきゃなーと本格的に思い始めたのは「年が明けた1月の後半頃」でした。既に前回の8月の試験から「5か月間」も無駄に過ごしてしまいました…
せっかく覚えていた内容もすっかり抜け落ちていたので、再度勉強や暗記をしなおします。本当に勿体無い!
そして、初回の受験で経験した「一般常識(白書・統計その他の対策)はどうしようもない」という感覚が残っていました。なので、逆にその他の勉強に時間を割いて、一般常識は直前まで後回し作戦を思いつきました(笑)
結果は惨敗。労働一般の選択式で0点は流石に…
1年間のうち、勉強に集中できたタイミングは直前1〜2か月程度のちょこっとしかありませんでしたので、納得の不合格でした。
結果・具体的点数
試験科目 | 得点 | 合格基準点 | ||
---|---|---|---|---|
選択式 | 択一式 | 選択式 | 択一式 | |
労基安衛 | 5 | 9 | 3 | 4 |
労災 | 3 | 6 | 3 | 4 |
雇用 | 5 | 4 | 2 | 4 |
労働一般 | 0 | 7 | 3 | 4 |
社会一般 | 3 | 3 | ||
健保 | 2 | 6 | 2 | 4 |
厚年 | 2 | 5 | 3 | 3 |
国年 | 5 | 8 | 3 | 4 |
総得点 | 25 | 45 | 24 | 45 |
労働一般の選択式で0点はショック…絶対不合格
3回目の受験(第50回 平成30年度)
勉強方法やモチベーション
「初回はあと3点。2回目はあまり勉強していないけどあと4点。もう少しだし、ちゃんと1年頑張れば独学でいけるか〜」と安易な考えで、また独学を選択しました(笑)
3回目の受験からは、仕事をしながらの受験となります。「仕事仕事!」になってしまって、あまり勉強はしていませんでした。
2回目の受験から何も学ばず、本格的に勉強を開始したのは5月に入ってからです。理解しているのに行動できず、罪悪感だけがずっとありました。
しかも、日中は仕事で時間が取れず、夜は疲れて寝てしまいます。朝早く起きるのもしんどくて、ほぼ勉強できずでした。
参考書は去年のものをそのまま使い、法改正のところだけを別途追っていく形式を取りました。また、昨年の「TAC合格のツボ(選択式)」を重点的に解き、白書対策の参考書も本屋で購入してみました。(範囲が広過ぎでほぼ理解や暗記はできませんでした…)
やはり、結果は惨敗。2回目の受験よりも勉強していないので、ひどい結果でした。
結果・具体的点数
試験科目 | 得点 | 合格基準点 | ||
---|---|---|---|---|
選択式 | 択一式 | 選択式 | 択一式 | |
労基安衛 | 5 | 4 | 3 | 4 |
労災 | 3 | 7 | 3 | 4 |
雇用 | 5 | 7 | 3 | 4 |
労働一般 | 2 | 4 | 3 | 4 |
社会一般 | 2 | 2 | ||
健保 | 5 | 7 | 3 | 4 |
厚年 | 2 | 6 | 3 | 4 |
国年 | 2 | 7 | 2 | 4 |
総得点 | 26 | 42 | 23 | 45 |
選択式がダメで、そもそも択一式で総合点が足りない…
もっと基礎を固めないとダメだね。
4回目の受験(第51回 令和元年度)
勉強方法やモチベーション
3回目の試験当日の帰りに「今年はやってやるぞ!」と気持ちを新たにし、本屋さんに立ち寄り、予備校の通信講座の資料を持って帰りました。
しかし、当時私には、金銭的余裕がありませんでしたので、結局独学にしました。今思えば、「最初から通信講座にしておけば一番節約になったのに…」です(笑)
社労士法人に勤務して実務に携わるようになり、流石に合格したいという気持ちが強くなっていましたので、今年は合格発表を待たずに勉強を開始しました!
「勉強習慣を切らさない」「毎日5分でも社労士勉強に触れる」これを目標に日々頑張りました。
参考書はTACの「よくわかる社労士 合格テキストシリーズ」です。初の科目別に分かれているテキストを揃えてみました。条文や解説、関連知識などを学ぶことができ、かなり情報量の多いテキストです。
問題集はTACの「よくわかる社労士 過去10シリーズ」です。これは過去10年分の問題が掲載されているので、範囲も広く問題数も多いので、独学の方にはオススメです。
また、市販の模試も複数購入して、予備校の会場受験模試も受験しました。土日に模試を実施して、平日で復習・解説読み込みを繰り返しました。
3回目の直前期の勢いのまま勉強習慣を継続しました。モチベーションは「名刺に「社会保険労務士(有資格者)」と記載したい」「社労士バッジをつけて業務を行いたい(かっこいいから)」でした(笑)
朝1時間勉強をして、通勤電車の往復で合計1時間の1日合計2時間は行うようにし、プラスαで夜勉強や昼休憩にも行うようにしました。仕事にも慣れてきたので、メンタル的にも勉強に労力を費やすことができました。
結果は「不合格」。しかし一番手応えがありました。
なんとなく、実務寄りの出題が増えてきた気がします。
結果・具体的点数
試験科目 | 得点 | 合格基準点 | ||
---|---|---|---|---|
選択式 | 択一式 | 選択式 | 択一式 | |
労基安衛 | 5 | 6 | 3 | 4 |
労災 | 4 | 7 | 3 | 4 |
雇用 | 5 | 6 | 3 | 4 |
労働一般 | 2 | 8 | 3 | 4 |
社会一般 | 2 | 2 | ||
健保 | 5 | 5 | 3 | 4 |
厚年 | 4 | 9 | 3 | 4 |
国年 | 5 | 5 | 3 | 4 |
総得点 | 32 | 46 | 26 | 43 |
労働一般であと1点だけ!惜しかった…
5回目の受験(第52回 令和2年度)
勉強方法やモチベーション
4回目の試験結果について、労働一般選択式の科目別基準点が2点に救済されることを祈って、救済予想のブログや掲示板を毎日見ていました。これは救済待ち不合格者にしか分からない苦しみですが、無意味なのに中毒性があるので、できればやめた方が良いです(笑)
「一般常識2科目が救済されれば合格できる…!」という淡い期待もあり、一旦勉強のモチベーションが途切れてしまいました。
結果不合格でしたので、「あと1点のための勉強」を続けなければなりません。
再度やる気が出たのは年が明けた1月の年末年始休みから。
昨年の点数の伸びと実感から、4回目の勉強方法を再度行うことにしました。
参考書は、昨年使用したTACの「よくわかる社労士 合格テキストシリーズ」をそのまま使いました。また、問題集も昨年のものを継続して使いました。
今回も、市販模試の買い込みと会場受験の申込を行いました。土日に模試を実施して平日に1週間かけて復習・解説読み込みを毎週繰り返すルーティーンは、本当にオススメです。
模試実施の次回予定日を組んでしまえば、そこまでに今回の模試復習を完了させる必要性が出てきますので、「そこまでに終わらす!」という勉強期限として、短期的なモチベーションにつながります。これが繰り返されていきます。
また、初見の問題に触れることができ、点数(勉強結果)が定期的に確認できるので、自分のレベルアップが見えてモチベーション維持になります。
結果は、今回も1点足らずの不合格…
結果・具体的点数
試験科目 | 得点 | 合格基準点 | ||
---|---|---|---|---|
選択式 | 択一式 | 選択式 | 択一式 | |
労基安衛 | 3 | 6 | 3 | 4 |
労災 | 5 | 7 | 3 | 4 |
雇用 | 5 | 5 | 3 | 4 |
労働一般 | 2 | 7 | 2 | 4 |
社会一般 | 1 | 2 | ||
健保 | 4 | 5 | 2 | 4 |
厚年 | 4 | 9 | 3 | 4 |
国年 | 3 | 5 | 3 | 4 |
総得点 | 27 | 44 | 25 | 44 |
2年連続で1点足らず…
6回目の受験(第53回 令和3年度)
勉強方法やモチベーション
2回目〜4回目までの反省を踏まえ、以下の点が重要だと考えていました。
- 合格発表日までダラダラしない(勉強週間を継続する)
- 科目救済のブログや掲示板はできるだけ見ない(と言っても見ちゃいます)
- 科目別基準点(救済なし)や総合点7割に達していない場合には、不合格しているものとして気持ちを切り替えるべき
5回目の自己採点(試験会場からの帰り道)で、既に一般常識科目救済待ちとなることが確定しましたので、明日から勉強を開始することが決定しました…
不合格だった場合には、噂の『社労士24(資格の大原)』に申し込もうと決めていましたので、5回目の試験当日、帰りの電車内で『スマホで簡単に社労士24の申込』を行いました!
実際に社労士24のテキストや講義動画を見て、感動したのを覚えています。
特徴はなんと言っても「分かりやすい!」。あっと言う間に、驚くほど簡単に、基礎ががっちり固められました。そして、基礎が固まれば、総合点では問題なく合格基準点を取ることができるようになります。
あとは法改正情報や白書対策ですが、こちらも専用テキストが準備されているので、完璧に読み込み、豊富な独自問題を解くことにより、「選択式(白書や統計等)で初見の問題でも3点確保」ができるようになりました。(暗記ではなく、文章構成や選択肢のクセや雰囲気で掴みます。)
正直これだけでも十分かと思いますが、私は個人的に、市販模試の購入と会場受験模試の申込は引き続き行いました。初見問題対策とモチベーション維持に最適であり、かつ、楽しく勉強習慣が身につくので、『模試勉強法』は最強です!
6回目の受験直前は『絶対に合格する』という自信がありました。社労士24のおかげで、基礎の定着実感と勉強の本気度が、過去の受験とは段違いです。
結果は、「合格」でした!
結果・具体的点数
試験科目 | 得点 | 合格基準点 | ||
---|---|---|---|---|
選択式 | 択一式 | 選択式 | 択一式 | |
労基安衛 | 5 | 6 | 3 | 4 |
労災 | 5 | 7 | 3 | 4 |
雇用 | 5 | 8 | 3 | 4 |
労働一般 | 3 | 9 | 1 | 4 |
社会一般 | 4 | 3 | ||
健保 | 4 | 8 | 3 | 4 |
厚年 | 4 | 9 | 3 | 4 |
国年 | 4 | 8 | 2 | 4 |
総得点 | 34 | 55 | 24 | 45 |
『資格の大原』の『社労士24』で得点爆上がり!
基礎をしっかり固めるだけでこんなに点数が伸びます!
合格した感想
試験当日
試験中に問題を解きながら、実感として『あ、今年合格する』という気持ちになりました。試験直後も開放感がありましたが、やはり合格発表があるまでは少し緊張します。
試験会場から出ると、様々な予備校が「選択式試験の解答速報(再受験のチラシ入り)」を配っています。人が多くごった返している中、なんとか複数の予備校から3つくらい受け取りました。
駅までの徒歩行列の中、選択式解答速報を読みながら歩きました。選択式については、自分の回答内容を覚えていますので、「科目別基準点割れ(足切り)」がないかをチェックします。
心臓はバクバクです。
「科目別基準点はクリアしている!」とすぐに分かりました。
あとは択一式です。これは、当日夜までに各予備校がそれぞれのホームページで解答速報を順次公開していきますので、それを待ちます。
『資格の大原』では、解答の判明した問題から順次Twitterでツイートしていただけます。帰りの電車では、『資格の大原』のTwitterページを更新しまくりました(笑)
そして、夜、解答速報が出揃いますので、家でゆっくり解答を照らし合わせ、自己採点します。
心臓は再度バクバクです。
「基準点割れなし!総合点も高い!」と分かり、安堵と開放感がすごかったのを覚えています。
合格発表日
自己採点後、合格発表が近づくにつれて考えることは「マークミスはないはず…」です(笑)
過去何度もの受験・模試で、マークシートの順番ミスやマークミスはありませんでしたし、今回も試験時間中に何度もマークミスがないかのチェックは入念に行いました。
なので、マークミスはないはず…
合格発表当日は仕事がありましたので、会社で官報インターネットを確認します。ちゃんと職場に受験票は持ってきました(笑)
8時30分に官報(インターネット)に受験番号が掲載されます。
順番に番号を追っていき
「あった!」
この時に、再度安堵と開放感がありました。
合格した実感というのは、実は今もまだよく分かりません。ただ、約6年「年間行事」になっていた「8月の受験」がなくなり、まず最初に「やっと罪悪感なく夏も遊べる!」という気持ちになったのを覚えています(笑)
感想
まず、社労士試験を受験して良かったと思います。
また、社労士を目指して良かったと思います。
社労士は「お客様のために働いて、感謝される」という恵まれた環境にあります。お客様の会社の従業員が「長く、気持ちよく働ける」環境づくりのサポートやコンサルティングができる社労士は、とてもやりがいのある職業です。
また、私は勉強が好きなので、「報酬を頂いて勉強ができる(労務相談実務は日々勉強です)」という、これまた恵まれた環境にあります。
社労士法人に所属(勤務)していれば、代表社員が社労士登録をしていますので、資格がなくとも実務に携わることはできます。
しかし、自身が「社労士合格者」となると、お客様からの信頼感が段違いです。
さらに社労士登録をすれば、「社労士の〇〇先生」として頼られること間違いなしです!
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。
今回の記事では、合格体験記(不合格体験記)について、実際の得点を含めて詳しく書かせて頂きました。
これから社会保険労務士試験に挑戦する方、勉強中でモチベーションが低下してしまっている方の後押しになったら嬉しいです。
さて、「独学・通信・通学のオススメは?」「通信講座はどれを選べばいい?」「独学の勉強方法を詳しく知りたい」と思った方は、以下の記事もご覧ください。