一問一答

老齢厚生年金の支給繰下げ

moyap

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問題

社労士試験の過去問から抜粋した一問一答形式の問題です。

正しければ「○」、誤りであれば「×」で解答を考えてみてください。

平成28年問4D

老齢厚生年金の支給の繰下げの請求があったときは、その請求があった日の属する月から、その者に老齢厚生年金が支給される。

解答・解説

Q
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正解 → 「×」

正しくは、『老齢厚生年金の支給の繰下げの「申出があったときは、その「申出」のあった日の属する月の「翌月」から、その者に老齢厚生年金の支給が「開始される」。』となります。

「申出」とは…

権利を持つ側が一定の選択肢がある場合に相手方に対して自らの選択した内容について意思を伝えること。(一般的に、労働者からの申出に対し、事業主が拒むことのできないもの。)

「請求」とは…

権利を持つ側が法律上だれから見ても権利を有しており、その権利を使って相手側に主旨を伝えるとともにその内容の行使をする様に働きかけること。(一般的に、労働者からの請求に対し、事業の正常な運営を妨げる場合は事業主が拒むことのできるもの。)

ちなみに、老齢年金の支給繰下げとは、通常、65歳で受け取らずに「66歳以後75歳まで※」の間で繰り下げて増額した年金を受け取ることができるものです。繰り下げた期間によって年金額が増額され、その増額率は一生変わりません。なお、老齢基礎年金と老齢厚生年金は別々に繰り下げすることができます。

2022年4月の法改正により、70歳から75歳に上限が引き上げられています。ただし、昭和27年4月1日以前生まれの方(または平成29年3月31日以前に老齢基礎(厚生)年金を受け取る権利が発生している方)は、繰下げの上限年齢が70歳(権利が発生してから5年後)までとなります。

厚生年金保険法第44条の3

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ちょこシャロくん
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社会保険労務士(有資格者)
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