【男女雇用機会均等法】セクシュアルハラスメント防止の措置義務①
問題
社労士試験の過去問から抜粋した一問一答形式の問題です。
正しければ「○」、誤りであれば「×」で解答を考えてみてください。
解答・解説
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正解 → 「◯」
正しい記述です。
男女雇用機会均等法(雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律)において、いわゆるセクハラ防止規定が定められています。
セクハラの対象となる「労働者」とは、正社員に限られず、非正規雇用労働者を含む全ての労働者のことです。
また、「同性」に対するものや、「性的指向」や「性自認」にかかわらず、全てセクハラに該当し得ます。
「同性だから何やってもOK」ではないのです。
ハラスメント研修等を行い、全社員の認識統一をしていきましょう。
実際の条文でも確認してみましょう。
男女雇用機会均等法第11条(抜粋)1 事業主は、職場において行われる性的な言動に対するその雇用する労働者の対応により当該労働者がその労働条件につき不利益を受け、又は当該性的な言動により当該労働者の就業環境が害されることのないよう、当該労働者からの相談に応じ、適切に対応するために必要な体制の整備その他の雇用管理上必要な措置を講じなければならない。
2 事業主は、労働者が前項の相談を行つたこと又は事業主による当該相談への対応に協力した際に事実を述べたことを理由として、当該労働者に対して解雇その他不利益な取扱いをしてはならない。
3 事業主は、他の事業主から当該事業主の講ずる第一項の措置の実施に関し必要な協力を求められた場合には、これに応ずるように努めなければならない。
4 厚生労働大臣は、前三項の規定に基づき事業主が講ずべき措置等に関して、その適切かつ有効な実施を図るために必要な指針(次項において「指針」という。)を定めるものとする。
5 第四条第四項及び第五項の規定は、指針の策定及び変更について準用する。この場合において、同条第四項中「聴くほか、都道府県知事の意見を求める」とあるのは、「聴く」と読み替えるものとする。
男女雇用機会均等法第11条
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